
奈良
春日山原始林
(かすがやまげんしりん)
春日山原始林は、御蓋山、春日山、花山、芳山など、春日大社の背山一帯を指す。古来より春日大社の神の住む山として日本独特の自然信仰によって神聖視され、承和8年(841)、以来1200年近く狩猟や樹木伐採が禁じられてきた。このため、森林が極相に達した原生林が広がっている。
市街地(奈良市)に近接する原生林の存在は珍しく、1000種に近い多彩な植物をはじめ、珍しい動物、昆虫などが生息する。学術的にも貴重な存在として特別天然記念物に。このうち春日山の照葉樹林は国の名勝にも指定されている。また、古都奈良の文化財の一部として世界遺産にも登録された。(上写真:矢野建彦、他写真:奈良市観光協会)







